★プヤ ヘルゾジー(Puya herzogii)の特徴：
- 原産地：
- 南米アンデス山脈の高山地帯（特にアルゼンチン、チリ、ボリビア）
- 成長した株の姿：
- プヤ ヘルゾジーは、アンデス山脈の過酷な高山地帯に息づく、息をのむほど印象的なブロメリア科の植物です。革のような質感と鋭い先端を持つ葉が、力強いロゼットを形成します。その葉は細長く、非常に硬質で、縁には鋭い棘が並び、驚くことに最大2メートルもの長さに達します。時には、灰色の鋸歯状の葉を持つ巨大なロゼットが群生し、壮大な景観を創り出すこともあります。
- この植物の最大の魅力は、何と言ってもその圧巻の花序です。高さ3メートルにもなる巨大な花茎を天に向かって伸ばし、白と灰色の柔らかな毛で覆われた苞の間から、鮮やかな緑色から神秘的な紫色、あるいは魅力的な翡翠色に輝く筒状の花を咲かせます。その花には、明るいオレンジ色の雄しべがアクセントを添え、見る者を魅了します。
- 開花後には、風や動物によって散布される種子を内包した小さな果実を実らせ、次世代へと命のバトンを繋ぎます。その圧倒的なサイズ感、息をのむような美しい花、そして極限環境に適応する驚異的な生命力は、生態学的にも視覚的にも、まさに唯一無二の存在感を放つ植物です。
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発芽報告
![[種子] コミフォラ スードウパオリー Commiphora pseudopaolii](/html/upload/save_image/0505103317_6091f5ddb2667.jpg)
