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[種子] スコティア カピタータ Schotia capitata

¥400 ~ ¥2,500
商品コード: TR23
入荷時期:2025年11月
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★スコティア カピタータ(Schotia capitata)の特徴:

  • 原産地:モザンビーク、南アフリカ、ジンバブエ、エスワティニ(旧スワジランド)を含むアフリカ南部地域に広く分布
  • 成長した株の特徴: スコティア カピタータは、マメ科ジャケツイバラ亜科スコティア属に属する、魅力的な常緑の低木または小型樹木です。最大で高さ7メートルに達し、低い位置から豊かに枝分かれして、密で丸い、美しい樹冠を形成するコンパクトな樹形が特徴です。若木の樹皮は滑らかな淡い灰色ですが、成長するにつれて暗褐色で粗い質感へと変化し、風格を増します。葉は光沢のある緑色の羽状複葉で、3~5対の小葉が対生または亜対生で付き、一年を通して庭を彩ります。早春から真夏にかけて(南アフリカでは8月から11月頃)、小さな側枝に密な頭状花序を形成し、鮮やかな緋色の、蜜を豊富に含んだ花を咲かせます。この燃えるような赤色の花は、庭に情熱的なアクセントを加え、見る者を魅了します。受粉後には、熟すと美しい赤褐色になる厚く平らな木質の莢をつけ、その中には長さ約12mm、幅最大12mmの丸い淡褐色の種子が含まれており、季節の移ろいと共に異なる表情を見せてくれます。
  • 育成の際の注意点:
    • 日当たりと土壌: 日なたを好み、暖かく日当たりの良い場所で最も生き生きと育ちます。水はけの良い砂質ローム土壌を特に好むため、植え付けの際には、よく腐熟した堆肥などを混ぜ込み、有機質に富んだ土壌を準備してあげると良いでしょう。
    • 水やり: 春から夏にかけては、用土の表面が乾いたらたっぷりと水を与え、適度な湿り気を保ちます。冬場は過湿を嫌うため、水やりを控えめにし、特に水はけを確保することで、根腐れや立ち枯れを防ぎ、健康な状態を維持できます。
    • 耐寒性: 若い株は霜にやや弱い性質があるため、寒い季節には防寒対策を施すか、屋内に取り込むなどの保護が必要です。しかし、成長した株は多少の低温にも耐えられるようになります。
    • 成長速度: 成長速度は地域によって異なり、寒い地域では比較的ゆっくりと育ちますが、温暖な地域では目覚ましい成長を見せてくれます。
    • 播種: 種子から育てる場合は、水はけの良い市販の育苗用土や鉢植え用土を使用し、半日陰の場所で用土を常に湿った状態に保ちます(ただし過湿は避けてください)。発芽率をさらに高めるためには、立ち枯れ病を防ぐための殺菌剤を併用することをおすすめします。
    • その他: 手入れや剪定がほとんど必要なく、初心者の方にも育てやすいのが大きな魅力です。根を傷つけない限り、若いうちの移植にも比較的よく耐えます。その芳香豊かな花はミツバチをはじめとする様々な昆虫や鳥たちを惹きつけ、熟した果実は鳥やヒヒ、サルなどの野生動物の貴重な食料源となり、庭に豊かな生態系を育みます。観賞用としてだけでなく、庭に心地よい木陰を作るのにも適しており、小さな庭や乾燥した環境、節水型庭園にも理想的な選択肢となるでしょう。さらに、その利用価値は多岐にわたり、種子は焙煎して粉砕することで食用に、樹皮は染料(タンニン)や伝統的な薬用(胸焼け、二日酔い、神経性心臓病、下痢、血液浄化など)に、そして木材は家具材としても利用されるなど、古くから人々の暮らしに深く根ざしてきました。
  • 別称:
    • ドワーフ・スコティア (Dwarf schotia)
    • フォレスト・ツリーフクシア (Forest tree-fuschia)
    • ワイルドフクシア (Wild-fuschia)
    • トランスバール・ブーアビーン (Transvaal boer-bean)
    • クラインブーアボーン (Kleinboerboon)
    • トランスバールブーアボーン (Transvaalboerboon)
    • イシンカシャ (Isincasha)
    • ウヴォヴォヴォ (Uvovovo)

● 発芽率、品種名種小名に対する保証はございません。ショッピングガイドをご確認の上お買い求めください。


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